本日、K-POP界から新たな話題が持ち上がっています。それは、SMエンターテイメントの4世代ガールズグループ、aespaのメンバーカリナについてのものです。彼女は最近、中国のネットユーザーから一部批判を受けています。
問題の発端は、カリナが自身のSNSで人気アニメ「僕のヒーローアカデミア」を視聴したことから始まりました。このアニメは、物語内に出てくる一部のキャラクターと展開が、昔の日本軍が行っていた人体実験の被験者「マルタ」を連想させるとされています。そのような内容を含む作品を視聴したという事実が、一部の中国のネットユーザーから反感を買い、炎上したのです。
ヒロアカの作者と編集部はこの問題に対して謝罪し、漫画もアニメも訂正されましたが、それにも関わらず中国の怒りは収まっていません。
事実、カリナがアニメを絶賛したのか、あるいは単に試聴しただけなのかは定かではありません。しかし、この出来事は、一部の人々がアーティストの行動に反日感情を投影する傾向があることを明らかにしています。
aespaは、グローバルに活動しているK-POPグループとして、その行動が様々な文化や国々の人々から見られていることを常に意識しなければならないという現実を改めて浮き彫りにしました。しかし、それは同時に、アーティストが自身の趣味や興味を自由に表現することが、一部の視聴者からの反感を招く可能性があるという、デジタル時代の複雑な問題も提示しています。
今後、カリナや彼女の所属グループaespaがこの問題にどのように対応するのか、また、この出来事が彼女たちのキャリアにどのような影響を与えるのかについて、引き続き注視していきます。